橋下弁護士、弁護団に訴えられる
99年に起きた山口県光市母子殺害事件で殺人罪に問われている当時18歳の元少年(現在26歳)の差し戻し控訴審の弁護人に対しての懲戒請求を5月27日に放送された、読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」の番組の中で呼びかけた大阪弁護士会所属の橋下徹弁護士(38)。
そのことで同事件の弁護人4人から「正当な理由がないにもかかわらず、弁護団の懲戒処分を弁護士会に
請求するよう視聴者に呼びかけて業務を妨害した。」として、損害賠償請求訴訟を起こされた橋下弁護士は、5日に東京都内のホテルで記者会見を開きました。「法律家として責任を持って発言しており、その発言に違法性はない。」と訴えました。弁護人側は「根拠なく懲戒請求を扇動する不法行為である。」と訴えており、この問題は法廷で全面的に争うことになりそうです。
橋下弁護士は記者会見で、下記のように反論しました。
・法律の専門家として検討して、責任を持って発言した。その発言に対して批判もあるだろうが、違法性はないと確信しているので全面的に争っていく。
・弁護団は世間の憤りを全くわかっておらず、その行動は弁護士の品位を損なうと判断したので世間に懲戒請求を呼びかけた。
・弁護団は、差し戻し審で、被告人の犯行態様について、遺族に何ら説明もなく、今までとは全く違う新しい主張を始めた。
・弁護団は、最高裁の弁論を欠席した際、被害者や関係者に謝罪をしていない。
・遺族の事を全く考えておらず、自らの「死刑廃止論」の信念を貫くことに意識を向けているのではないか。そして謙虚さがない。
自らが懲戒請求をしていないことに関しては、
「自らの時間と労力を費やす事を避けた事は否定できないが、世間の声を集める方が重要だと思った。」
と述べていました。