橋本弁護士の思い『死刑について…』
みなさんもご存じの通り、山口県光市母子殺害事件の被告人である元少年を弁護する弁護団の面々の弁護士全てが、死刑廃止論者です。
この事件は、2006年6月、最高裁で、「特に酌むべき事情がない限り、死刑を選択するほかない」という判決が申し渡されています。
しかし現在、弁護士が代わったことで弁護の方向性が変わった。今までの裁判ではふれられていなかった点、元少年が精神に異常をきたしていたのではないかということを論じ始めたのである。
「被害者に甘えたかった」「ドラえもんを信じていた」「死体を姦淫したのは死者を蘇らせる行為である」「生後11ヶ月の赤ん坊の首を紐で絞めて殺したのではなく、子供をあやした後、首に紐でちょうちょ結びしてあげただけである」などという言動を元少年は話しているという。
そうだとすると、最高裁ででた死刑判決はありえなくなります。
かたや、橋下弁護士は、「今の日本の司法制度には“死刑”という刑が存在しており、被告の犯罪(犯行)の内容によって、その犯罪行為が死刑に値するものであれば、それは当然のことである。
しかし、今の被告側の弁護団は、弁護士自身の死刑廃止の信念や観点に基づいた弁護になっており、今回の事件からは大きくかけ離れたものになってしまっている。」「死刑廃止(論)は、司法制度の中で議論しなければならない事であり、現実の裁判に持ち込むものではない。」というようなことを言っています。
何が正しくて何が正しくないか…それはここでは分かりませんが、被告人の弁護団が全員死刑廃止論者ということであれば、この裁判は既に公平さに欠けているように思います。
この裁判が間違った方向へ進まないよう、心より正当な裁判が行われる事を祈っています。