橋下弁護士のテレビでの問題発言
今、問題となっている橋下弁護士(38)の発言とは、関西のよみうりテレビ制作「たかじんのそこまで言って委員会」の番組の中でありました。
山口県光市母子殺害事件の差し戻し控訴審で、被告人である元少年の弁護団に対して「弁護団を許せないと思うなら、弁護士会に懲戒請求をかけてほしい。」と懲戒請求を煽ったといわれている発言です。
その行為によって業務を妨害されたということで、同弁護団の今枝仁弁護士ら4人(広島弁護士会所属)が3日、橋下弁護士を相手に1人当たり300万円の損害賠償を求める訴えを、広島地裁におこしました。
訴えを起こしたのは、足立修一、今枝仁弁護士ら4人(広島弁護士会所属)です。今枝弁護士は、5月27日放送の関西よみうりテレビの番組「たかじんのそこまで言って委員会」の中で、橋下弁護士が元少年の弁護団の懲戒請求を弁護士会に申請するよう視聴者に呼びかけたことで、広島弁護士会には4人の弁護士宛に懲戒請求がそれぞれ300通以上届き、その対応に追われ業務が滞ったという理由で、業務妨害の訴えを起こしました。
それに対して、橋下弁護士が所属している芸能事務所」では、本人は「提訴された場合、きちんと対応する。」と話しているということです。
橋下弁護士がテレビで視聴者にたいして懲戒請求の呼びかけをするきっかけとなった、裁判での元少年の「ドラえもんを信じているし、よみがえらせてもらおうと思った。」といった主張は受け入れがたいのですが、橋下弁護士の呼びかけも、釈然としないものがあります。
テレビのような影響がもっとも大きいメディアで批判をすると、必然的に相手が反論できにくい立場に立たされてしまいます。また、本来の裁判にも大きな影響を与えているのではないでしょうか。もう少し、思慮深い行動をしてもよかったのではないか?と感じます。